筆者は今でこそ動くことが好きですが、もともとは大の運動嫌いでした。
高校の時には、体育をサボることもありました。良くないけどね。
真似しちゃだめだよ…
そんな筆者も、今やこんな感じで「毎日何かしらの運動をしないと気がすまない」ようになっています。
- 朝のウォーキング30分(毎日)
- 夕方はジムで筋トレ(週3日)
- ジムに行かない日は夕方もウォーキング40分
- HIIT(週2)
- 一日の歩数 8,000~11,000歩
そこで今回は、私が運動を始めた当初を今振り返って
- 『こうやっていたから続いたな』と思うこと
- 運動が好きになるまでどれくらいかかったの?
- 続けることで起きる日々の変化
をお話していきます!
運動を習慣化できた3つの理由
とにかくゆるく始める
もうこれが一番大事です。これだけでもいいくらい。
そもそも嫌いなものを習慣化しようとするというおかしなことをしているんで、少しでも嫌な気持ちが減る量でやることがとっても大事。
例えば、よく言われる「有酸素運動は20分以上やらないと意味ない」ということ。
けれど、そもそも運動が嫌いで今全く運動してない人が、いきなり運動のために毎日20分の時間を捻出する?という話です。
この記事に辿り着いてる時点で嫌いな運動に取り組もうとしてるわけなので、それだけで最高に偉い。
その気持ちを消さないためにも緩くやるのが一番です!
筋トレするなら最初は週1でもOK。これまでの自分の運動量から少しでも増えてたらOKです。
筆者は筋トレとかキツそうだな…って思って、最初はサーキットトレーニングのジムに行っていました。
今だったら物足りないって言いそう。
ジムに入会(環境を作る・課金する)
「Youtubeのトレーニング動画を家でやろう」できちんと継続できる人はそれでもOKです。
けれど、やっぱり環境を整えたほうが圧倒的に継続できます。嫌いなんだから、強制的にやる環境に身を置くしかないです。
ジムに通うと続けやすい理由はこちら。
- ジムに行ったら運動しかすることが無い
- お金をかけているぶん、継続しようと思う
- トレーナーという相談相手がいるので、一人で悩んで挫折することが少ない
人は環境に簡単に左右されます。
これまで「家はくつろぐだけの場所」だった人が、その部屋で運動をしようと思える確率はかなり低いです。
自分の部屋には誘惑もたくさんあるからね。
でも、ジムに行けば強制的に運動するしか無くなります。
かつ、相談する相手(ジムのスタッフ、トレーナー)がいるということも続けやすくなるポイントです。
運動をやり始めようとする理由は人それぞれで、
- 健康になりたい
- スタイルが良くなりたい
- お腹をスッキリしたい
- 下半身太りを何とかしたい…
このそれぞれの悩み・目的に対して、自分がやっている運動方法は果たして合っているのか?ということが、一人だと確認しようがないんですよね。
初めてだとほとんどわからないことだらけだし、ネットで「これだけやればOK」っていうのを見ても、やっぱり不安じゃないですか。
わざわざ嫌いな運動やってるのに成果が出なかったら嫌だしね。
ジムだったら、これを直接トレーナーさんに効くことが出来ます。
これは私自身が運動を継続できるかどうかにかなり影響がありました。
「ネットで見たこの方法って私に合ってるのかな~」っていうちょっと気になったことも「次ジムに行ったときに聞いてみよう」ってなるんで、モチベーションを保ちやすいんですよね。
毎日体重を測らない
体重は毎日測るべし!という意見もあろうかと思うんですが、私は運動を始めてから1年半くらいは健康診断以外では体重を測っていませんでした。
当然ながら、ダイエットは1日2日では結果は出ません。
すぐ効果の出ないものを毎日測って「全然痩せないじゃん…」と思うだけでモチベーションが下がるし、それで途中で投げ出してしまったらもったいないです。
特に毎日毎日体重計に乗る必要は無いかな、と個人的には思います。
体重計すら持っていなかったんですよ。多分当時の私より今の皆さんのほうがモチベーションあると思います…
体重は多くても月に1回くらい測ればいいんじゃないかなと思います。
筆者が運動を好きになるまで
実際に「どのくらいで運動に慣れて、好きになれるの?」というのは人それぞれです。
でもやっぱり目安があったほうがモチベーションを保ちやすいし、なんとなくでいいから目安が欲しい!という方も多いはず。
そこでここからは、「実際に筆者はどれくらいで運動を好きになれたの?」ということをお話ししますね。
筆者が運動を習慣化して、好きまでの大体の期間はこのような感じ。
- 3~4か月:運動習慣が定着してくる
- 半年~10か月:運動の頻度を増やすようになる
- 1年~:運動が当たり前になる、好きにになる
「習慣」になってから「好き」になるまでには少し差があるけど、習慣になったらそのうち自然と好きになりましたね!
3~4か月:運動習慣が定着してくる
「ジムに行く」という行為が当たり前になってくるのが3か月を過ぎたあたり。
とりあえず月曜日と木曜日は筋トレしにジムに行く、ということがルーティン化されてきたのが、始めて3か月を過ぎたあたりです。
「ジムに行く」という行為にエネルギーを必要としなくなるのは、運動を続ける上でだいぶ楽になります。
半年~10か月:運動の頻度を増やせるようになる
半年以上続けると、体もだいぶ慣れて軽くなってきます。
週2の筋トレだけで食事制限もしておらず、昼食は毎日外食でしたが、それでも体型に変化が出てきだしたのもこの頃。
そうすると、
「もっとやればより良い体になれるかも」
「もうちょっとここををこういう風に変えたいな」
という、欲みたいなものも出てきたんですね。
すると自然と「もうちょっと運動頻度を増やそう」という気持ちが湧いてきます。
この辺りで筆者は、週2回だった筋トレを週4回に増やしました。
全身をまんべんなく鍛えられるようにメニューを大幅に変えたのもこの辺りです。
それでも、頻度を増やすときは「週4いけるかな」とちょっと弱腰でした。けど、変えたことが結果的に良かったですね!
1年~:運動が当たり前になり、好きになる
週4の運動が継続できるようになると、一週間の半分以上は運動していることになります。
そうすると、運動することが当たり前になって、筋トレを始めてから1年程経った頃には「やらないとスッキリしない」という状態になっていました。
1年後には「運動楽しいな~」という気持ちになっていましたよ。それから5年以上、「運動楽しい」が続いています。
運動嫌いでもやり続けていくうちにこんな変化がある
日々のちょっとした活動が苦じゃなくなる
とにかく日々のちょっとした行動が苦じゃなくなります。
例えば、
- 電車に座れなくても大丈夫になる
- 階段しかない場所でも苦にならない
このようなこと。
こんな感じになってくると日々がだいぶ楽になるし、必然的に日常の活動量も増えるという相乗効果もある。
これだけでもすごく良い変化だし、大きなメリットだなと思います。
体調や気分が良くなり、自発的に運動する気になる
これは運動をするようになってから実感したことですが、
運動してない人の怠さとか体調不良は、運動してないことが原因のことがほとんど。
そのため、緩くでも運動を続けるとその不調やメンタルが少しずつ良くなっていきます。
これを実感してくると「もうちょっと運動する日を増やそうかな?」と自発的に思うようになってきます。
運動してないと、「運動は苦しいもの」だというイメージしかないんですよね。
でも本当は全く逆で、「運動してないからちょっとの運動で苦しくなる」。
だから、反対に苦しいと思ってたものをやってみたら「苦しい」が無くなってた。そのことに気付いてから運動の大事さを知りました。
「嫌いなことを続けられた」ことが自信になる
絶対できないと思ってた運動を続けられたことが自信になります。
自分のやってきたことが重なって得た自信は強力。
この自信だけで日々がイージーになるし、そのほかのことに取り組もうという意欲の原動力にもなります。
筆者は適度に自信はあったんですが、筋トレをし続けて自信を得ると、過去の自信は一体何だったのかな…と、それくらい自信の質が変わりました。
そんなに違うもんかな?
根拠のある自信があると、いい意味で本当に周りの言うことはどうでもよくなりますね!
まとめ
運動って嫌いな人にとっては本当に避けたいもの。
でも実は、運動ってやってみるとすごく良いことばかりなんですよ。
ゆる~くで良いので、明日から始めてみませんか?
とりあえずお散歩10分からでどうかな?
食事の見直しから始めたい人はコチラ
コメント